ビジネス会計検定試験とは? 学生やサラリーマンにも重要な会計の基礎知識を学べます!
ビジネス会計検定試験は学生やサラリーマンにも重要な会計基礎知識を学べます!
こんにちは。かぶとちょう(@earlyneet)です!
本記事では、ビジネス会計検定試験という資格試験をご紹介していきたいと思います。
2007年に初回試験が実施された比較的新しい試験のためご存じない方も多いかも知れません。
しかし多くの方にとって知っておいて損のない内容になっており、株式投資等に興味のある方はもちろん、サラリーマンやこれから就活を迎える学生の方にも役に立つ内容の検定試験になっています。
専門職を目指す方でなくても基本的な会計知識は様々な場面で役立ちますのでとてもおすすめです。
早速ビジネス会計検定試験とはどのような試験なのか見ていきましょう。
ビジネス会計検定試験の内容は?
ビジネス会計検定試験は、財務諸表に関する知識や分析力を問うもので、
財務諸表が表す数値を理解し、ビジネスに役立てていくことに重点を置いています。(引用:ビジネス会計検定試験HP)
ビジネス会計検定試験は引用の通り財務諸表に書かれた数字の意味を理解し、分析を通して企業の経営状態や成績などを判断することで、実際のビジネスなどに役立てていくための知識・応用力を身に付けることを目指した出題内容になっています。
また会計や財務諸表と言えば、簿記の資格を思い浮かべられる方が多いと思いますが、簿記の場合は財務諸表を作成する能力が問われ、ビジネス会計検定試験は作られた財務諸表の意味を読み解く能力が問われると分別することが出来ます。
そして試験を通して学習していくことで、例えば以下のような効果が期待できます。
ビジネス会計検定試験は、このように様々な立場の方にとって役に立つ会計の知識を体系的に学ぶことが出来るとあって、近年徐々に人気が増してきているようです。
3級から1級までレベル分けされており、3級の基本を学ぶだけでも、会計の基礎を体系的に学ぶことが出来ますので、コスパとしては非常に優れていると感じます。
そこまでの意欲はないんだけど…という方も、3級くらいでしたら気軽にチャレンジできるレベルだと思います(笑)
ちなみに直近のビジネス会計検定試験3級は合格率が60%前後で推移しています。基礎の基礎からしっかり学んでみたいという方も、難易度は高すぎず遠すぎないため目標としてモチベーションアップにも繋がるかもしれません。
3級であれば正直合格しやすいラインだと思いますので、就活のために履歴書を埋めるといった目的でもいいかも知れません(笑)
どんな立場の人でも役立てやすい!自己研鑽にぴったり!
ビジネス会計検定試験 受験要綱について
年齢や国籍に制限なく、基本的に誰でも受験が可能です。
大阪商工会議所の主催ではありますが、全国各地に受験会場が設けられますので、心配不要です。
札幌、仙台、さいたま、東京、横浜、新潟、金沢、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、山口、松山、福岡の中から受験地を選択できます。
だいたいどこか近くではやってくれそうですね。(笑)
試験月は現状毎年3月と9月に実施されています。
年に2回あるので、タイミングを見てチャレンジしたいですね。
受験料は以下の通り。
3級・4,000円 2級・6,000円 1級・10,000円
全て税別です。
受験制限や受験料の面でも比較的チャレンジしやすい検定試験と言えるでしょう。
基本的に制限なく誰でも受験可能!試験になれていない方も気軽にチャレンジできる!
ビジネス会計検定試験 試験対策
ビジネス会計検定試験の試験対策として大きな特徴がこちらです。
※公式テキストの内容と、それを理解したうえでの応用力を問います。(引用:ビジネス会計検定試験HP)
このように明言されている点が挙げられます。
つまり、公式テキストと公式問題集を買って対策してね。それをベースに問題出すよ。
と言っている訳ですね。
なんと親切なことでしょう。
商売魂と捉えることも出来るかもしれませんが、公式テキストは内容も基本から大変よくまとめられており、体系的な学習のためにはピッタリだと思います。
ビジネス会計検定試験は公式テキストと公式過去問集の計2冊だけ買って一通り順序良くこなせばOKです(笑)
初心者にもわかりやすい鉄板の公式テキストを使えば基本から体系的に学習できる!
まとめ
ビジネス会計検定試験についてご紹介してきましたが、最後にポイントをまとめておきます。
- 学生・会社員・投資家など、様々な立場の人に役立つ!
- 受験資格などの制限も少なく、合格率も高いため受験しやすい!
- 会計の初心者でも分かりやすい公式テキスト&問題集が用意されていて基本から学ぶにはぴったり!
この頃、お金や雇用に絡む将来が不安になってしまうようなニュースがちらほら聞こえてきますよね。
国が年金不足に備えて投資を推奨したり、トヨタ自動車社長が終身雇用は難しいと発言したり。
確かに、高齢化が進む日本において年金が不足気味になることも、企業が必ずしも雇用を守れるとは限らないことも、言われてみれば想像できないお話ではないですよね…。
国や企業に頼りっきりになるのではなく、少しでも自分の将来のためにお金の知識を付けていく事が、今後より一層必要になるのではないかと思います。
文句を言っても、ないものは出せないし、最終的には誰も補償をしてくれるとは限りません(泣)
会計を学んでおくことで、投資や資産運用に抵抗も少なくなるでしょうし、そのまま投資活動に活かすこともできます。
またそれが実社会でのビジネスにおいても活用できるのであれば一石二鳥の大変お得なスキルアップではないでしょうか(笑)
そのような意味で、このビジネス会計検定試験は大変有用だと思います。
ご興味が湧いたら是非忘れないうちにチェックしてみて下さいね。
では、おつかれさまでした~。