資産運用は何から始める?投資で成功するための5ステップとは?事前の準備も大切です。
資産運用の初心者は何から始めればいいの?投資には事前の準備も大切です。
未経験・初心者だけど、これから投資や資産運用を始めてみたい!
でも…信頼できそうな金融機関も問題があったばかりだし、一体何から始めればいいのだろう…?
興味があっても、いざ始めるとなれば何から手を付けるべきなのか分からない事も多いですよね。
本記事では、資産運用を始める前に取り組んでおきたい事前の準備を5ステップに分けてご説明します。
資産運用で「将来の不安をなくしたい」「希望を叶えたい」
しっかりと事前の準備をすることで、より目標達成に近づくことでしょう。
具体的には以下の手順がオススメです。
- 1.資産運用の目的や目標を明確にする
- 2.家計の収支と資産を把握する
- 3.収入アップと支出ダウン(節約・節税)を試みる
- 4.自分に適した資産運用の方法を探す
- 5.経験を積むために少額で運用する
地味だなんて言わないでくださいね。(笑)これはあくまで事前準備です。
1.資産運用の目的を明確にする
まず資産運用の目的を明確にすることで、目的に沿った効率的な資産運用を開始できます。
あなたが今、投資・資産運用を始めたい理由は何でしょうか?
何年後にいくら必要だと目標がありますか?
「なんとなく心配だし、投資とか運用をした方がいいのかなぁ」という漠然とした気持ちでは、資産運用の軸が定まらず、自ら資産運用のハードルを上げているような状態です。
一口に資産運用と言っても、安定的に穏やかなリターンを狙う、少しリスク高めてハイリターンを狙う方法など、様々な切り口があります。
若い方が老後資金を用意するために資産運用をするのであれば少額でコツコツ積み上げるのもいいでしょう。
逆に、若いうちに必ず億万長者になりたいといった希望があるのであれば、それなりの覚悟やリスクを取ることになるかも知れません。
自分自身の考えを整理し、資産運用の目的を明確にすることで、より効率的に学ぶことに繋がります。遠回りをすることのないように、しっかり見つめなおす時間を取るようにしたいですね。
どんな生活を理想とするかはその人次第!目的に応じた手段を選ばないとね。
2.家計の収支と資産を把握する
家計の収支と資産を把握することも大切です。月々いくらを運用に回していけるのか、投入できる手持ち資産はいくらあるのか確認しましょう。
具体的には
- 月々の運用に回せる金額はおよそいくらになるのか。
- 運用に回せる保有資産がいくらあるのか。
という点をチェックしましょう。
月々の運用に回せる金額と保有資産によっても、取るべき手段は異なってきます。
さらに、なかなか難しい場合も多いかも知れませんが、ご両親やご家族とも資産状況を共有しましょう。
極端な例ですが、実はご両親に隠し財産があって、あえて運用リスクを取るまでもなく人生安泰なのかも知れませんから。
僕はあまりの少なさにショックをうけているところだけどね…。うん、マイナスじゃないだけ有難い!!
3.収入アップと支出の削減(節約・節税)を試みる
資産運用を始める前に、収入UPと節約・節税に取り組んでみませんか?
株や投資信託もそうですが、金融資産への投資はリスクを伴うものです。
もし、本業での出世や転職、副業などを通して収入UPが叶い、先に立てた目的が達成できるのであれば、そもそも無理に資産運用を始める必要もありませんよね。
さらに実際に運用をするとなっても、収入が多い方が有利であることは明白ですから、是非検討をオススメします。
また、合わせて取り組みたいのが節約・節税です。
節約?面倒そうだし、早く投資をする方がいいんじゃないの?
ここで一度、節約(節税)のメリットを考えてたいと思います。
節約(節税)は、資産形成において重要なポイントです。
重要な考え方の一つとして、節約で手元に残ったお金には税金が掛からないという点が挙げられます。
逆に、株や投資信託へ投資をして得た利益には、基本的に約20%の税金が掛かります。
節約で浮かせた1万円は、丸々手元に残るので+1万円です。
しかし、投資をして得た1万円には税金が掛かり、実際手元には8千円しか残りません。
金額が大きければ大きいほどメリットのある節約・節税に取り組まないのはもったいないですね。
また、固定費の削減や定番の節税テクニックなどは、無理に生活水準を下げるわけではない上に、実行するだけで確実に効果を発揮しますので大変有用です。
4.自分に適した資産運用の方法を探す
これまでのように収入UP・支出の削減まで取り組んで、それでも目的のために資産運用が必要だという事であれば、それからしっかり勉強を始めるという順番でもいいのではないでしょうか。
まず、先にも述べましたが資産運用と一口に言っても、様々な方法があります。
株式、投資信託、債券、不動産、など幅広い投資先もあり、それぞれ期待できるリターンやリスクも異なります。
さらにそれぞれ、先進国なのか、新興国なのかといった地域要因も大切ですし、長期的なのか短期的なのかという時間軸によってもリスク度合いは変わってくるものです。それぞれを組み合わせてバランスを取るという方針もありでしょう。
また、100円からでも積み立てができる投資信託も多い中、不動産投資であればローンを組むにしろ数千万円という資金が必要になってきます。
このように一口に資産運用といっても様々な方法がある中で、しっかり勉強し自分の目的に合う方法にたどり着くこと。
一見遠回りに思えても、どのような資産運用方法があるのか、また自分に見合った運用はどのような方法なのかを探して勉強してみるという事が、目的までの最短ルートに繋がります。
5.経験を積むために少額で運用する
資産運用の勉強をして、自分に合いそうな投資先が見つかれば、まず少額で運用をするということも良い経験になるでしょう。
実際に投資をしてみることで、本やネットを見ただけでは実感できないような経験を積むことが出来ます。
例えば、株式や投資信託であればテレビでニュースを見たときに自分事のように実感出来たり、実際に資産の変動を通して、より勉強していきたいと気持ちを高めることに繋がるはずです。
ただし、初めは少額でというのがポイントで、資産運用について勉強を始めると、ネット上でも様々な情報があふれており、銀行や証券会社で相談をしてみたり、セミナーに参加をしたくなるかも知れません。
しかし、必ずしもそれらが全て正しく誠実な情報であるとは限らないのが現状です。冒頭でも述べたように、有名金融機関であっても不正に商品販売を行う可能性もあります。ネット上でも悪意を持って金銭を騙しとってやろうと狙っている悪者が潜んでいても全く不思議ではありません。
万が一何かに引っ掛かってしまった時に、全財産を怪しい勧誘に投資してしまったら…。考えただけでも恐ろしいですよね。
まずは勉強しながら、万が一にも耐えられる少額で資産運用をスタートがおすすめです。経験を重ねるうちに、地道ながら着実に目標に近づくことでしょう。
しっかり準備して、着実に資産形成をしていこう!