実は有力投資家としての一面も!(株)光通信とは?
銘柄選定が上手い?(株)光通信とは?
かぶとちょうです。
今日は早速、投資をする上で銘柄選定のヒントを得るために
ベテラン投資家の実際の投資先を見て、その選定基準を学んで(いい面があればパクッて)みましょうというお話をしたいと思います。
さっそくですが、みなさんは㈱光通信という会社をご存知ですか?
株式会社光通信とは
東京池袋に本社を置く光通信は、OA機器や通信回線など、幅広い商品・サービスを強い営業力・広い販売網を活かして展開している企業です。
同社に対する噂やイメージと言えば、ネット上でも広く囁かれている事から、やはり営業力・就業環境といった所を想像される方も多いと思います。
バリバリのの営業会社といったところでしょうか。
実はそんな光通信ですが、投資家としての一面も兼ね備えており、しかもその選球眼が地味に凄いのではないかと言うことで、一部投資家たちの間でも話題になっているんです。
地味…は余計じゃないかな…
光通信が実際に投資している企業を一部ご紹介します。
(4800)オリコン株式会社
こちらは、音楽データベースの老舗として知られる、東証ジャスダック上場企業です。
直近売上高の伸びとしては大きくないものの、健全な財務基盤に加え、新たな成長分野における利益率の改善等が見える優良企業と言えるでしょう。
2018年末頃、大きく相場が崩れる中でも、淡々と買い増していたようです。
2018年12月28日終値388円→2019年5月時点では1,028円の高値を付け半年足らずで2.5倍以上の急上昇しています。
(4642)オリジナル設計株式会社
こちらの企業は、上下水道・工業用水のような水回りに関する調査・設計等を担う東証二部上場企業です。
印象としては素朴な感想を持たれるかも知れませんが、インフラに携わる事業として堅実な経営をされています。
株価としても2011年頃の安値から右肩上がりを保っており、長期に渡って安定しています(日本株全体が好調だったこともありますがw)
数ある保有銘柄のうち、ほんの一例をご紹介させていただきました。
もちろん、大量にある保有銘柄のうちの一部ですので、現時点では成績の振るわない企業も複数あります。
決して必ず上がるという訳ではないことはご承知下さい。
優良企業の選定したり、実際に投資先を決定する。
とっても難しいことですよね。
初心者の方であれば尚更だと思います。
ただ、どのような銘柄を選ぶ傾向にあるのか、買った後どのような動きをするのか等、ただ眺めるだけでなく参考にしてみることで、何かしら銘柄選定のヒントを得られるかも知れません。
光通信の場合、およその軸としては負債が少なめであり、ビジネスにストック性があったり、もしくは極端な業績推移をしにくいビジネスモデルというのが一つの基準にはなっていることは間違いないだろうと想像しています。
光通信は決算説明資料等でも、あえてストック利益という項目を加え強調しており、会社として注力している方針を示していますし、投資先にもそのような方針が現れてくるのは不思議なことではないでしょう。
僕自身も、常に同行はチェックし、新たな保有銘柄や買い増しされている銘柄があれば、なぜ買われているのか、株価が振るわないならそれはなぜか、今後上がるとしたらどのような理由がありそうか、と考えてみるようにしています。
もちろん内部者情報があるわけではありませんので、真意については知ることは出来ません(笑)
しかし、そのような積み重ねでゆくゆくは見えてくるものも増えるだろうと信じて分析を続けていこうと思っています。
実際に光通信が保有する株を調べるには?
まず、現在の日本では、金融商品取引法という法律によって、同一の上場企業の株式などを5%以上保有した場合、金融庁に報告する書類を提出しなければなりません。(通称5%ルールとも呼ばれています)
また、その後も1%以上の変動率がある場合には、その都度変更報告書が必要になります。
基本的には大量保有報告を基に確認するのが手っ取り早いです。
この報告がなされると、EDINET等で誰でも閲覧可能になりますし、大量保有情報をまとめてくれているサイトも複数あります。
こちら↓なんかは、大量保有情報に加え、各銘柄の直近ニュース記事等も同時に見ることが出来て使いやすいかも知れません。
他にも沢山ありますので、ご興味あればググってみて下さいね。
おわりに
株式会社光通信という、結果を残している投資家の目の付け所を少しでもモノにして、ヒントを見つけられるといいですよね。
ただ決して、何も考えず銘柄を真似るだけという方法は推奨しません。
たまたま上手くいくこともあるでしょうが、失敗したときには何も残りません。
お金も減らしてしまった上に、何の経験も積めていない…なんてことになったら悲しすぎますからね…笑
将来的には少しずつでも、自分の力で銘柄選定をしていけるよう、参考先の一つとしてお役に立てればいいなという趣旨でこの記事を書かせていただきました。
では。
このあたりで今回は以上となります。おつかれさまでした~