【不動産賃貸】この際僕がかかった初期費用全部晒します
人気エリアほど初期費用はシビア?僕が実際にかかった初期費用全部紹介します。
どうもこんにちは。ぼんでぃです。
何回かに渡って不動産賃貸に関しての記事をあげてきたわけですが、初めて引越しされる方は結局どれくらいの初期費用がかかるかってピンと来ないと思うんですよね。
これから紹介する僕が支払った初期費用は、ごくごく一般的に支払う初期費用です。
もし今まさに初期費用の見積もりを手にしてる方がいらっしゃるとすれば、是非見比べてみてください。
一部の業者では支払う必要のない費用を計上してきているところも存在するようなので、要チェックです。
それでは早速紹介していきたいと思います!
新婚当初(とにかく初期費用を抑えたかった時)
僕は新卒3年目の時に結婚をしたんですが、当時は収入も少ない上に好き放題使っていて、貯金も全くありませんでした。
妻に不動産関連の初期費用や家具家電にかかる費用を拠出してもらったため、とにかく安く生活を開始したい気持ちでいっぱいでした。
そんな中でかかった初期費用が以下の通りです。(細かい数字は忘れました)
- 前払家賃:¥110000+フリーレント1ヶ月
- 共益費:¥12000(1ヶ月分)
- 敷金:¥110000(家賃1ヶ月分)
- 礼金:なし
- 仲介手数料:¥55000(家賃0.5ヶ月分)
- 保証料:¥55000(家賃0.5ヶ月分)
- 火災保険料:¥15000
- 鍵交換費:¥20000
- 合計:¥365000
ざっとこんな感じだったと思います。
家具家電で120万くらいかかったと思うので、150万円くらいで新生活をスタートできました。
あの時に費用を負担してくれた妻にはとても感謝しています。
一般的に見れば初期費用は相当抑えた部類だと思うんですが、抑えられたポイントとしては、
- 超人気エリアではなかった
- 閑散期の引越しだった
- 不動産仲介業者が知り合いだった
ですね。
一つ目のポイントは、前回の記事でもお伝えしましたが物件の流動性がさほど高くなかったということですね。
ほっといてもすぐ内覧や申込みが入ってしまうようなエリアでは、ゴネてくる顧客をあまり相手にしません。
逆に流動性が低いエリアは、一刻でも早く入居者を集めないと大家又は管理会社の機会損失を発生させてしまうので、ある程度交渉に応じてくれやすいです。
二つ目のポイントも一つ目のポイントに近いんですが、閑散期は物件を探す人も少なくなるので、物件の流動性が低下します。
また、仲介業者自体も内覧や申込みを希望するお客さんが少ないため、少ない分母をなるべくモノにする為に、最善を尽くしてくれます。
結果として、良い条件が引き出しやすいということですね。
三つ目のポイントはそのままなんですが、業者が私の知り合いでした。
仲介業者に知り合いなんか全然いないよって思う方もいらっしゃるかもしれませんが、本当の知り合いじゃなくてもいいんです。
もちろん間柄が近ければ近いほど親身にやってくれる可能性は上がりますが、そうでなかったとしても何かしらで接点があった方でも十分有利に働きます。(例えば、過去に仲介してもらった業者など)
これも以前の記事で紹介しましたが、不動産仲介業者は一件あたりで稼げる手数料は微々たるもので、件数をこなしてなんぼの部分があります。
多少融通を利かせる前提であったとしても、紹介で案件が取れればこんなに楽なことはないので、どこかでそういった業者と繋がりがないか確認してみましょう。
過去に仲介してもらった業者さん等にお願いするときは、
「また引越しを検討しているんですが、○○さんにお願いしたら少し初期費用頑張ってもらえたりしませんか?」
と軽い感じで聞いてみたらいかがでしょうか。
今回の引越し
妻の昇格に伴い以前よりも激務化したため、せめて住環境を改善しようということで今回引越しに至りました。
前回の引越しであまり費用がかからなかったため、正直舐めてました。
僕の予想をはるかに超える出費になり、とほほって感じです。
- 前払家賃:¥324,000 (216,000/月の1.5ヶ月分)
- 共益費:¥9000(1.5ヶ月分)
- 敷金:¥216,000(家賃1ヶ月分)
- 礼金:¥216,000(家賃1ヶ月分)
- 仲介手数料:¥108,000(家賃0.5ヶ月分)
- 保証料:なし(父を連帯保証人をつけました)
- 火災保険料:¥20000
- 鍵交換費:¥20000
- 合計:¥904,000
また、今回のポイントは
- 人気エリアへの引越し(ほっとけば1〜2日で物件が埋まってしまう)
- 閑散期の引越し
- 不動産仲介業者は知り合いではなかったが、念入りに調査した
ですね。
人気エリアの引越しということで、僕が入居を決めなくても代わりがいくらでもいるというなんとも交渉困難な状況でした。
閑散期の引越しということで、業者さんは余裕がありそうな感じだったので、内覧を行なっている中で営業をかけ、少しだけディスカウントを引き出すことができました。
上記に記載した初期費用は最終プライスなんですが、下記の部分だけディスカウントを引き出した結果です。
- 家賃3000円/毎月
- 仲介手数料半額
なお、この交渉を成立させるために、色んな業者さんと接触しました。
僕が今回引越したエリアはそのエリアに強い業者がたくさんいて、僕の知り合いよりも情報を持っていそうだったので、今回は知り合いを頼りませんでした。
逆に言うと、接触している業者がどのレベルの業者なのか全くわからないため、色んな業者と連絡を取り、レスポンスの早さや対応をしっかりチェックしました。
メールでのやり取りは10社くらい行いましたし、内覧も3社と行いました。
仲介手数料に関しては、前回の記事でお伝えした手法を応用して、
「他社に持って行ったらディスカウントしてくれるって言ってくれるから同水準まで下げて欲しい」
と伝えたところ、半額まで下げてもらうことができました。
良い業者は特に、管理会社や大家に対する諸費用交渉を熱心にやってくれる傾向があるんですが、僕が最終的にお願いした仲介業者も親切な業者で、気になるポイントがあれば交渉しますと申し出てくれました。
なのでシンプルに家賃を下げて欲しいと言う事でお願いし、結果として3000円安くしてもらえたと言う形ですね。
今回の引越しで得た教訓は、結局物件の流動性の有無が交渉の結果を左右すると言っても過言ではなく、今回の僕のように、流動性が高い物件を選ぼうと思うと交渉の余地があまりないという事ですね。
あんまり強引に交渉してへそを曲げられても、入居まで不愉快な思いをする可能性もあるので、ほどほどに交渉していきましょう。
今見ている物件がナンバーワンでオンリーワンに見えるかもしれませんが、実際そんなことありません。
物件を探している時に、見つけた物件がこの先絶対に出てこないような最高の物件だと錯覚することがあります。
仲介業者はそこに漬け込んでとりあえず申込みをしましょうと煽ってくるわけですが、そこは一旦立ち止まってください。
確かに申し込みを行なった後、気が変わればキャンセルすることはできるんですが、本当にその仲介業者で進めていいかどうかを考えて見てください。
審査申込後は基本的に仲介業者の変更を行うことはできず、業者を変えようと思うと再審査になってしまい、2番手3番手がいた場合順番が最後尾になってしまいます。
気に入った物件に気持ちよく申し込みが行えるように、使う仲介業者のスクリーニングをあらかじめ行なっておきましょう。
これまで、交渉術という観点で色々なポイントを整理してきましたが、良い業者に当たるメリットは価格の問題だけではありません。
住むまでの一切の手続きや、そもそも物件の紹介を真剣に行なってくれるかどうかが業者のレベルに依存します。
僕自身が業者選定を慎重に行ったのも、プライスより自分が納得できる家を選びたいと思っていたからです。
正しい知識を身につけ、エイヤーで業者を決めてしまわずに、しっかりとリサーチを行った上で物件探しをしてみてください。
転勤等の都合で急いで物件を決めなきゃいけない方には難しいものばかりでしたが、皆さんが素敵な家に住めたら良いなと思っております。
これで僕の引越しシリーズは一旦終わりになると思います。
何か思いついたらまた書きたいと思います。
読んで頂いてありがとうございました。